美味しい羽根つき餃子を作るポイント5つ|よくある失敗4つをまとめました

お店で味わえるような羽根つきの餃子をお家でも作りたい!

そんな情熱を胸に秘め、餃子の焼き方を一通り調べ尽くし、いざお家で実践!というとき、なかなか思うように出来上がらないなんてこともしばしば。

ちょっとした失敗はつきものですよね?

お子様がいらっしゃるご家庭なら、一緒に遊び感覚で包んだ餃子もあるでしょう。

せっかく楽しく作った餃子が、台無しになってしまう。

そんなの悲しいですよね・・・

大好きな餃子で、そんな思いはさせたくない!

ということで、今回は羽根つき餃子の美味しい焼き方を紹介します。

よかったら、参考にしてみて下さいね。

羽根つき餃子を美味しく作るためのポイント5つ

1.焼き時間

餃子の焼き方で難しいと思われているのが、焼き時間ですよね。

焼きすぎて、完成する時には焦げてしまったり、焼かなさすぎて生焼け状態になってしまった方も多いのでは・・・。

焼き色がつくまでの目安は中火で2分程度なので、しっかりと時間を測って焼くのがオススメです。

2.蒸し時間

蒸し時間は調理器具によっても左右されます。

中火で4〜5分が目安になります。

3.油の種類

焼き始めるときはサラダ油を使います。

仕上げにごま油を回しかけることで、カリッとした独特の食感とごま油の香ばしい香りが生まれます。

ではなぜ焼き始めから香りのいいごま油を使用しないのかということになります。

それはごま油の特徴として、火を通すと香りが飛んでしまうからなんです。

ですからごま油の香りを料理にしっかり残したい場合は、料理の仕上げに入れてくださいね。

4.蓋

餃子を作る工程において重要となってくるのは、いかにうまく蒸し焼きができるかと言っても過言ではありません。

蓋はフライパンのサイズに合ったものを選び、しっかりと蒸し焼きができるものが良いです。

フライパンに合うサイズの蓋がない場合は、アルミホイルやクッキングシートを使ってフライパンの円周より大きめにカットして使用すると良いでしょう。

アルミホイルやクッキングシートがない場合には、キッチンペーパーを2〜3枚重ねても代用できます。

ただしキッチンペーパーは水には弱いので、なるべく濡らしたり、餃子の皮にくっつけないように気をつけてください。

5.差し水の量

餃子が半分浸る程度に、薄く水で溶いた小麦粉又は片栗粉を注ぎます。

差し水の量は水10に対して小麦粉又は片栗粉は1。

10対1になるように溶くのが目安です。

この比率を守れば、パリパリの羽根つき餃子が作れますよ。

羽根つき餃子の美味しい焼き方

ベーシックな焼き方を、少し変えるだけで、羽根つき餃子がご家庭で、できてしまいます!

①フライパンに火をかけず、餃子を円状に並べる。

*少し、間を狭めて並べるとよりきれいに焼けますよ♪

②フライパンに火をつけ、餃子の底に白っぽい焼き色を付ける。

これくらいです☆

打ち粉をつけて焼くと、さらにきれいな羽根ができることが期待できます。

*ここから少し焼き方が変わりますよ♪

③薄く水で溶いた小麦粉又は片栗粉を注ぎ蓋をする。

餃子が半分浸る程度に、薄く水で溶いた小麦粉又は片栗粉を注ぎます。

*薄くとは、水10に対して小麦粉又は片栗粉は1。

10対1になるように溶くのが目安です。

今回は、180mlの水で、小麦粉が18gを使用しています。

*小麦粉や片栗粉はお湯を入れると、粘り気が出てしまうので、水で溶きましょう。

*小麦粉又は片栗粉がの量が多くても、粘りが出てしまいます。

*粉っぽさが無くなるように、入れる前によく混ぜておきましょう。

小麦粉を加える場合は、少量のお水で粉っぽさを無くしてから水を混ぜると、ダマになりにくくなりますよ☆

④蓋をして、中火で4分〜5分蒸し焼きをする

大きい気泡ができますが、慌てずじっくり水気がなくなるのを待ちましょう。

*時間が経つ前に、水分がなくなりそうな場合、火加減を調節して下さい。

⑤4分~5分たったら蓋を開け、水分を飛ばす

蓋を開け、フライパンに残った水分を飛ばします。

*ご家庭にある場合、ここで、蓋と油はね防止ネットにチェンジします。

*水分が無くなるとだんだんフライパンのふちががパリパリしてくるので確認しましょう。

⑥ごま油を少量鍋肌からまわしいれる

パリパリとフライパンのふちが、色づいてきます。

色づいてきたら、ごま油を加えましょう。♪

ごま油を加えるとさらに香ばしく、いい香りに仕上がります♪

ごま油を入れたら、馴染ませましょう

*ご家庭にある場合、ここで、蓋と油はね防止ネットを使用すると、油はね防止をしてくれますよ。

⑦フライ返しを餃子の底全体に入れる。

色がつき始めると、焦げやすくなるので注意して下さい。

フライパンを揺すって、餃子が動くか確認をお忘れなきように。

⑧火を止め、皿を被せる

お皿を被せて、フライパンをひっくり返し出来上がりです。

少し焼き方を変えるだけで、見事な羽根が生えました!

小麦粉や片栗粉を加えるだけで、ベーシックな餃子とは違う香ばしさやモチっとした食感が生まれるかというと・・・

小麦粉や、片栗粉にはデンプン質が含まれているので、熱することで粘りが出ます。

そのときに出る気泡が餃子全体を包むようになるので、皮をモチっとした仕上がりにしてくれるのです♪

本当に少し変えただけなのに、本格的な羽根ができちゃうなんて。

試すしかありませんよね☆

よくある失敗4つ

ここからは、誰しもが経験したことがありそうな失敗例をあげてみました。

もちろん失敗しないのが一番ですが、失敗した方に向けてのアドバイスも載せていますのでぜひ参考にしてみてください。

1.羽根が水っぽくなる

羽根つき餃子を作りたいのに、羽根がべちゃっとして焼きあがってしまうこともあります。

また、中盤の薄く水で溶いた小麦粉又は片栗粉を注ぐ時にもポイントがあります。

水10に対して小麦粉又は片栗粉は1。10対1になるように溶くのが目安です。

小麦粉や片栗粉はお湯を入れると、粘り気が出てしまうので、水で溶きましょう。

2.羽根の形がうまく作れない

羽根つき餃子を作りたいのに、羽根の形が綺麗に作れないことがあります。

羽根の形を綺麗に作るポイントとしては、縦に一方方向に並べるのではなく、円状になるように餃子を並べるようにしましょう。

少し、間を狭めて並べるとよりきれいに焼けますよ。

3.焦げてしまう

餃子の焼き方で難しいのが、焼き時間ですよね。

焼きすぎて、完成する時には焦げてしまうことも多いのでは・・・。

失敗しないポイントとしては、しっかりと時間を測って焼くのがオススメです。

4.油はね

蒸し焼きが終了し、いよいよ仕上げ♪

というときに、悩むのが油はね問題ではないでしょうか?!

蓋を開け、油を足して焼く際に、油と水が混ざってしまい油が激しくはねたりすることがあります。

油が飛び散り、掃除の手間が増えてしまったり、油はねが怖いと思う方もいると思います。

そんな油はねが少しでも軽減出来たらと思いませんか?

そこで、筆者が実際に使用しているアイテムをご紹介いいたします♪

「油はね防止ネット」です!

これが本当に優れものなのです。

蒸気は通すのに、油は通さない。

餃子を焼く工程で、フライパンの蓋を取るときに、「油はね防止ネット」で蓋をするだけで、油はねを抑えることができます。

完全に油はねを防止できるわけではありませんが、使用するだけで、断然に減らすことができます!

餃子を焼くとき以外に、湯切りとしても使えますし、トマトソース・カレーなど、とびはね防止や、揚げ物の油はねも防止できちゃいますよ。

「油はね防止ネット」や「オイルスクリーン」という名前で、各メーカーさんから出ていますので、ぜひ検索してみて下さいね♪

オススメの油はね防止ネットを貼っておきますので参考にしてみてください。

オススメレシピ5選

1.【保存版】餃子好きがおすすめする餃子のタレの定番&意外なアレンジレシピ29選

餃子を作ったのはいいけど、いつもの酢醤油タレは飽きた方にオススメの記事がこちら!

餃子好きがオススメする餃子のタレレシピがたくさん載っていますので、ぜひ参考にお気に入りのタレを見つけてみてはいかがでしょうか。

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2.美味しい焼き餃子を作るポイント5つ|よくある失敗3つをまとめました

餃子の美味しい焼き方も紹介しています。

誰でも簡単に作れるレシピなので、ぜひ参考にして作ってみてください。

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3.揚げ餃子風のカリカリ焼き餃子を作るポイント5つ|よくある失敗3つをまとめました

揚げ餃子風のカリカリ焼き餃子を作る方法も紹介しています。

ベーシックな焼き餃子とはまた違う、カリッとほっくりした食感を楽しめる餃子はおつまみにもぴったりですよ。

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4.茹で焼き餃子を作るポイント4つ|よくある失敗3つをまとめました

茹で焼き餃子を作る方法も紹介しています。

皮のもっちり感や弾力は茹で焼きでないと味わえないので、オススメです。

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5.誰でも簡単に作れる餃子の基本レシピと変わり種餃子レシピ6選

そもそも基本的な餃子を作り方がわからないというにオススメの記事がこちら!

基本の作り方さえ抑えれば、変わり種レシピへのアレンジも楽々。

変わり種レシピもたくさん載っていますので、ぜひ参考にお気に入りのレシピを見つけてみてはいかがでしょうか。

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餃子の焼き方を参考に美味しい羽根つき餃子を作ってみてください

今回は、美味しい餃子の焼き方、羽根つき餃子を美味しく作るためのポイントを紹介しました。

焼き方さえ抑えれば、誰でも簡単に皮はパリッと中はジューシーな餃子が作れますよ。

ぜひ餃子を美味しく焼いて食べてみてはいかがでしょうか。