お店で味わえるような本格派の餃子をお家でも作りたい!
そんな情熱を胸に秘め、餃子の焼き方を一通り調べ尽くし、いざお家で実践!というとき、なかなか思うように出来上がらないなんてこともしばしば。
焼いている途中で餃子が崩れてしまったり、餃子の焼き目が真っ黒になってしまったり・・・
ちょっとした失敗はつきものですよね?
お子様がいらっしゃるご家庭なら、一緒に遊び感覚で包んだ餃子もあるでしょう。
せっかく楽しく作った餃子が、台無しになってしまう。
そんなの悲しいですよね・・・
大好きな餃子で、そんな思いはさせたくない!
ということで、今回は茹で焼き餃子の焼き方を紹介します。
よかったら、参考にしてみて下さいね。
餃子を美味しく作るためのポイント5つ
1.茹で時間
茹で時間は餃子が浮いてきたら、蓋をして3〜4分が目安になります。
2.油の種類
焼き始めるときはサラダ油を使います。
仕上げにごま油を回しかけることで、カリッとした独特の食感とごま油の香ばしい香りが生まれます。
ではなぜ焼き始めから香りのいいごま油を使用しないのかということになります。
それはごま油の特徴として、火を通すと香りが飛んでしまうからなんです。
ですからごま油の香りを料理にしっかり残したい場合は、料理の仕上げに入れてくださいね。
3.水の量
差し水の量は大さじ2程度の熱湯を加えます。
熱湯というのが一番のポイントになります。
4.蓋
餃子を作る工程において重要となってくるのは、いかにうまく蒸し焼きができるかと言っても過言ではありません。
蓋はフライパンのサイズに合ったものを選び、しっかりと蒸し焼きができるものが良いです。
フライパンに合うサイズの蓋がない場合は、アルミホイルやクッキングシートを使ってフライパンの円周より大きめにカットして使用すると良いでしょう。
アルミホイルやクッキングシートがない場合には、キッチンペーパーを2〜3枚重ねても代用できます。
ただしキッチンペーパーは水には弱いので、なるべく濡らしたり、餃子の皮にくっつけないように気をつけてください。
茹で焼き餃子の焼き方
中国では、餃子は水餃子と何度もお伝えしていますが、中国でも焼き餃子を食べるときもあります!
それは、余ったり、冷めたりしたときにリメイク料理として焼き餃子にしているそうです。
ゆでた水餃子を焼くと、皮がモッチモチとした弾力のある焼き餃子に♪
ベーシックな焼き餃子とは、また違った焼き餃子を味わえますよ。
①鍋にたっぷりの湯を沸かし、餃子を茹でる
鍋にたっぷりと水をはり、沸騰させます。
*餃子の口はしっかり閉めましょう!隙間が開いていると、そこからお湯が入り、味が落ちてしまいます。
沸騰したら、強めの中火にします。
餃子同士が、くっつかないように入れて鍋底につかないように静かに混ぜながら、茹でていきましょう。
鍋の大きさにもよりますが、多く入れ過ぎないように注意しましょう。
餃子が浮いてきたら、蓋をして3~4分茹でます。
*餃子浮き上がってきたら、蓋をして茹でることで皮がもっちり、中まで熱くなるのです。
②茹ったら、水気を切る
3〜4分茹でたら、そっとザルに移し、水気を切ります。
④フライパンに並べ、焼く
火加減は中火です。
フライパンにサラダ油を薄くまんべんなくひき、熱します。
*茹でてから、冷めないうちにフライパンに並べると、皮が破れたり、くっついたりしにくく、きれいに並べることができますよ。
茹でた餃子をフライパンに並べ、底に焼き色がつくまで焼いていきます。
⑤水を加え、蓋をして蒸し焼きにす
餃子に、焼き色がついたら、大さじ2程度の熱湯を加えます。
熱湯を加えたら、火加減は弱火にします。
蓋をして1~2分蒸し焼きにしていきましょう。
*茹でてあるため、餃子に火が通っているので、温まる程度に加熱すれば大丈夫OKです。
⑥水分がなくなったら、蓋を開ける
フライパンの水がほとんど蒸発したら蓋を開けます。
*ご家庭にある場合、ここで、蓋と油はね防止ネットにチェンジします。
油はね防止をしてくれますよ♪
*蒸気がとても熱くなっているので、蓋を開けるときは気をつけてください。
強火にし、残りの水分を飛ばしごま油を加えたら完成です!
優しいお色の餃子ができあがりました!
一度茹でているので、餃子どうしがくっつきやすく、皮が破けやすいですが、冷めないうちにフライパンに並べられれば防止できます。
あと、レギュラーサイズの方が餡が重くなりすぎないので、フライパンに移動する際破れにくいかと思いますよ☆
蒸し焼きにするより、少し難しい点は出てくると思いますが、皮のもっちり感や弾力は茹で焼きでないと味わえないのです!
茹でてから焼くので、油も少なくヘルシーで焼き時間も短い。
慣れたら、1番楽に焼けるかもしれませんよ☆
よくある失敗3つ
ここからは、誰しもが経験したことがありそうな失敗例をあげてみました。
もちろん失敗しないのが一番ですが、失敗した方に向けてのアドバイスも載せていますのでぜひ参考にしてみてください。
1.焦げてしまう
餃子の焼き方で難しいのが、焼き時間ですよね。
焼きすぎて、完成する時には焦げてしまうことも多いのでは・・・。
失敗しないポイントとしては、しっかりと時間を測って焼くのがオススメです。
2.茹でている途中で崩れてしまう
餃子を茹でている途中で、餃子が崩れてしまうことがあります。
餃子を包む際に、餃子のヒダをしっかり閉じましょう。
皮に水や水溶き片栗粉をつけてヒダを閉じると、しっかりくっつきますよ。
隙間が開いていると、そこからお湯が入り、ボロボロに崩れてしまったり、味が落ちてしまいます。
3.油はね
蒸し焼きが終了し、いよいよ仕上げ♪
というときに、悩むのが油はね問題ではないでしょうか?!
蓋を開け、油を足して焼く際に、油と水が混ざってしまい油が激しくはねたりすることがあります。
油が飛び散り、掃除の手間が増えてしまったり、油はねが怖いと思う方もいると思います。
そんな油はねが少しでも軽減出来たらと思いませんか?
そこで、筆者が実際に使用しているアイテムをご紹介いいたします♪
「油はね防止ネット」です!
これが本当に優れものなのです。
蒸気は通すのに、油は通さない。
餃子を焼く工程で、フライパンの蓋を取るときに、「油はね防止ネット」で蓋をするだけで、油はねを抑えることができます。
完全に油はねを防止できるわけではありませんが、使用するだけで、断然に減らすことができます!
餃子を焼くとき以外に、湯切りとしても使えますし、トマトソース・カレーなど、とびはね防止や、揚げ物の油はねも防止できちゃいますよ。
「油はね防止ネット」や「オイルスクリーン」という名前で、各メーカーさんから出ていますので、ぜひ検索してみて下さいね♪
オススメの油はね防止ネットを貼っておきますので参考にしてみてください。
4.茹でた後フライパンに並べる際に皮が破れてしまう
餃子を茹でた後、フライパンで焼く時に餃子の皮が破れたり、くっついたりしてしまうことがあります。
茹でてから、冷めないうちにフライパンに並べると、皮が破れたり、くっついたりしにくく、きれいに並べることができますよ。
スピードを意識して、素早く作業してみましょう。
【保存版】餃子好きがおすすめする餃子のタレの定番&意外なアレンジレシピ29選
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餃子の焼き方を参考に美味しい焼き餃子を作ってみてください
今回は、美味しい餃子の焼き方、餃子を美味しく作るためのポイントを紹介しました。
焼き方さえ抑えれば、誰でも簡単に皮はカリカリ、中はジューシーな餃子が作れますよ。
ぜひ餃子を美味しく焼いて食べてみてはいかがでしょうか。