前々から気になっていたお店第2弾♪
通るたびに気になりけど、そのまま通り過ぎることって結構多いですよね?
“なんか気になるなー。・・・今度にしよう!”って
どんどん先延ばしにしちゃっているお店が、何件あることか・・・
杉並区西荻窪にある「天縁飯店 (てんえんがんてん)」もそんなお店の1つ。
たまたまお店を通った日のこと。
何度も見ているはずのお店。
でも何だかいつもと違う。
中国独特の大っきくて、真っ赤な提灯に呼ばれている気がして
入ってみることにしました♪
*あっ!筆者は、スピリチュアル的な力はございません。
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東京杉並区 西荻窪 「天縁飯店 (てんえんはんてん)」について
西荻窪駅から、個性豊かなお店が並ぶ商店街を5分ほど歩き
住宅街にさしかかったところに、
“ボワーン”と光る真っ赤な提灯が、
「こっちだよ♪」声をかけてくれます。
そこが「天縁飯店」。
店名の「天縁」とは、“天が定めたご縁”という意味。
“天が定めたご縁”のレストラン(飯店)では、どんな餃子と出会わせてくれるのでしょうか?
お店の前に行くと、まだオープン前だったようで、
店主さんが、お掃除中でした。
筆者がタジタジしていると、
店主さんが気付いてくれて、優しく中へ招いてくれました!
店内は広々としていて、とても静かな空間。
中国語の掛け軸などあり、中国酒が置かれています。
天縁飯店は、本場中国のご夫婦2人で営むお店で、
ご夫婦の会話は中国語。
お店の雰囲気と、聞こえてくる中国語で、一気に異国國の地に降り立った気分になりました!
席に着き、メニューを手に、
種類の多さに、びっくりしました。
これは、悩ましい。
ひとまず、餃子を探すことに。
“点心”の一覧に、「自家製餃子」を発見♪
しかも3種類!
嬉しきこと。
餃子は即決定♪
あとは、壁に貼られた
「特別料理黒豚酢豚」!
“特別料理”ですよ。
食べてみたい。
いや、待って!
ここは素直に、「おすすめ陳麻婆豆腐」にすべきでは?
と一人で自問自答していたら、
その2品の隣に、「季節限定 海鮮冷やし麺」の文字。
海鮮に目がない筆者。
注文するときには “海鮮冷麺1つと〜”と勝手に口が動いていました♪
東京杉並区 西荻窪 「天縁飯店 (てんえんはんてん)」日本の餃子とはちと違う、おいしい餃子と海鮮冷麺レビュー
自家製焼き餃子 (5個 400円/税抜き)
惹き寄せられるように訪れた天縁飯店の餃子は如何に♪
なものお店の奥様が、笑顔で届けてくれた焼き餃子!
こんがりと焼かれてやってまいりました。
大振りなお姿。
なかなかの重量感があります!
たまらずひとくち。
おおおお!!!!
肉肉しい。
ごろっと入った餡は、
まさにお肉!
いい意味で、
めちゃくちゃ、歯ごたえがあります。
お肉そのものの、うまみがぎっしり詰まっていて、
肉好きにはたまりません。
おっと、油断していました。
お皿に、おいしいスープが溢れてしまいました。
うまみスープがたっぷりで、頬張ると
お口が喜んでおりました。
日本で昔から食べられている餃子と何だか違うなーと思い、
ちょっと違いを調べてみました!
中国の餃子の具は
肉を叩いてつぶしたもの+野菜+調味料
たたいてつぶしたお肉。
なるほど!肉肉しさの秘密はわかりました!
日本で食べられている餃子は、にんにくが入った「焼き餃子」が多いですよね?
でもこれ、日本風にアレンジされたものだそうです!
今や、ご存知の方も多いと思いますが、
中国で主に食べられている餃子は「水餃子」や「蒸し餃子」。
しかも餡の中に、にんにくは入れないそうなんです。
確かに、天縁飯店の餃子にはニンニクが入っていません。
にんにくは、タレに入れるなど別々に食べるのが普通なんですって!
中国にも「焼き餃子」があるにはあるのですが、
食卓に上がることはあまりないとのこと。
もはや、「焼き餃子」は日本料理なのかもしれませんね♪
自家製水餃子 (8個 500円/税抜き)
中国で餃子といえば「水餃子」がメイン♪
と先ほどお話しましたが、もちろん天縁飯店にも「水餃子」はご用意されております。
しかも8個も!
それもそのはず。
中国では、餃子は「主食」だそうです。
日本では、餃子は「おかず」ですよね。
でも、中国の人々にとっては、餃子は「主食」で炭水化物扱。
なので、日本では当たり前の「餃子定食」、「ラーメン・餃子セット」や、「チャーハン・餃子セット」は、
中国の人々からすれば、は「主食+主食」にしなってしまうのですね。
中国の人々が、日本で驚くのが
中華料理店などにもある、餃子定食何だそうです。
「主食と主食をなぜ一緒に食べるのだろう?」と思うそうですよ!
おもしろいですよね!
ん?
関東の人が、関西の人が「お好み焼きをおかずにご飯を食べる」に
驚くのと同じ感覚でしょうか?
そもそも、日本の人々は、
主食と主食結構好きですよね?
“ラーメンとチャーハン。”
“焼きそばとご飯”
など。
でも、餃子が主食。
考えたこともありませんでした。
だからこそ、中国の餃子は、日本の餃子に比べて皮が厚く
皮は必ず自分で皮を作ることが当たり前で、
餡よりも、皮の比率が多く、
皮をメインに食べている感覚なんですね♪
天縁飯店の自家製水餃子も“もっちり、ぽってり”っとしています。
ひとくちでパクパク食べられるサイズです。
さっそく、いただきまーす!
もうね、
どう頑張っても、中のスープが飛び出てしまうんです。
スープが餡にたっぷり。
餡に和えられているのか、
ほのかにエビの香りがします♪
>p>スープがしみた、主食の皮がとにかくおいしい。
おまけかなにでしょうか?
8個中、
1つだけ エビが入っていました♪
嬉しいサービス☆
中国の、水餃子。
餡は特に決まったものはないそうで、
好きなもの、あるいはその時手に入ったもので作るそうですよ♪
うーん☆
中国の餃子を堪能させていただきました♪
エビ蒸し餃子 (4個 550円/税抜き)
天縁飯店では、やはり本場の方
点心類の皮も店主さんの手作りだそうです!
そして、店主さんなんと
横浜中華街で修行をされたそうです!!!
さらに期待しちゃいますね♪
届けられた、エビ蒸し餃子、
皮が艶やかです。
プルプルの皮から、うっすら見えるオレンジかかった、ピンク色がかわいらしいですね。
包丁で丁寧に叩いてミンチにされているのでしょうか?
すり身の中に“コリっ”とエビさんに
時折出会えるのが楽しい!
味はいたってシンプル♪
甘みがあるので、砂糖が入っているのかな?
塩、胡椒。
胡椒が効いていて、ちょっとスパイシー。
そこに、生姜みじん切りと白ネギみじん切りが入っています☆
ほのかに柑橘系の香りもして、
餃子なのにさっぱりとした味わいになっています♪
全て手作りの本格点心。
餃子以外の点心も、ぜひ食べてみたいです。
海鮮冷やし麺 (1000円/税抜き)
本日いよいよ最後のメニューです。
おすすめよりも、特別よりも“海鮮”に心奪われた「海鮮冷やし麺」。
ウキウキしますね♪
厨房からトントンと包丁のいい音が聞こえます。
作り置きではなく、注文されるたびに、切っているご様子。
一手間。
嬉しいですよね♪
軽快な包丁の音が鳴り止み、しばらくすると
運ばれてまいりました!
美しい姿で登場です。
今年初の冷やし麺(冷やし中華)
具材もなんと豪華なことでしょう!
崩すのがもったいないですが、いただいちゃいましょう♪
これは!酸っぱくない!!!!
ほのかな酸味が、食欲を誘います。
そして、少しスパイシーなハムの塩分が酸味との調和!
スープの優しい味に、卵のしっかりした味が混ざり絶妙なまろやかさを生み出します。
そして、大好物のエビ !
絶妙な塩加減が、エビの独特な甘みをさらに引き出しています。
イカは、綺麗な松笠切りがなされ、
サクサク噛める柔らかさに!
んー贅沢な冷やし麺(冷やし中華)☆
梅雨のジメッとしたこの憂鬱な気分を、
スッキリ、さっぱりさせてくれる1杯でそした。
東京杉並区 西荻窪 「天縁飯店 (てんえんはんてん)」店舗情報
店舗詳細
住所:東京都杉並区西荻北2-12-2 西島ビル 1F
電話番号:03-3397-6678
営業時間:
[全日]
ランチ:11:30〜14:30
ディナー:14:30〜21:30
定休日:第1・第3木曜
最寄り駅:JR西荻窪駅
アクセス:西荻窪駅 徒歩3分
メニュー
*税抜き価格
- 自家製焼き餃子 5個 400円
- 自家製水餃子 8個 500円
- エビ蒸し餃子 4個 550円
- 自家製春巻き 3本 500円
- 天縁小籠包 4個 600円
- 自家製シューマイ 4個 500円
- ごま団子 3個 500円
- 芝エビのチリソース 1180円
- 芝エビのマヨネーズ和え 1280円
- アスパラと芝エビ炒め 1500円
- 車エビのチリソース 1880円
- 甘酢イカ炒め 1280円
- XO醬イカ炒め 1280円
- 大フカヒレ姿煮 5000円
- アワビのオイスターソース煮 5000円
- 海鮮おこげ 1500円
- など他多数あり
- 黒酢酢豚 1280円
- クラゲ、豚肉と卵炒め 980円
- 青椒肉絲 980円
- 四川風回鍋肉 980円
- 青椒牛肉 1080円
- 牛肉のオイスターソース炒め 1580円
- 鶏肉のカシューナッツ炒め 1180円
- 油淋鶏 1080円
- 陳麻婆豆腐 980円
- 蟹肉入りトーフ炒め 980円
- 八宝菜 1280円
- 麻婆茄子 980円
- トマトと卵の炒め物880円
- 芝エビと卵の炒め物 980円
- 五目チャーハン 780円
- 蟹チャーハン 980円
- 五目丼 880円
- 麻婆丼 880円
- 五目スープメン 880円
- 海鮮スープメン 1180円
- 牛バラ肉角煮メン 980円
- 酸辣湯麺 1000円
- 五目焼キソバ 900円
- 海鮮焼キソバ 1180円
- ピータン粥 750円
- 青菜粥 750円
- 干し貝柱粥 750円
- お粥セット 1000円
上記3種のお粥とシューマイ、小籠包、エビ餃子1ずつのセット - アワビの粥 1200円
- コーンスープ 680円
- トマト卵スープ 680円
- 青野菜トーフスープ 680円
- 酸辣湯 780円
- 蟹肉入りフカヒレスープ 1680円
- 杏仁豆腐 (1人前) 300円
点心
海鮮
肉類(豚/鶏/牛)
など他多数あり
野菜/豆腐/玉
など他多数あり
ご飯類
など他多数あり
麺類
ど他多数あり
お粥類
スープ類
デザート
他、ランチメニューやセットメニュー、おすすめメニューなど充実しています。
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東京杉並区 西荻窪 「天縁飯店 (てんえんはんてん)」まとめ
引き寄せられるように入店した、
「天縁飯店 (てんえんはんてん)」。
水餃子は、幾度となく食べてきましたが、
中国の餃子についてここまで、深く知りたいと思ったのは初めてでした。
日本で昔から食べている、“ざっ餃子”とは違う中国の餃子。
こんなに違うものなのかと、“餃子好き”と語っているのに
何も知らなかったと反省いたしました。
まさに、餃子をよく知るきっかけを与えてくれた
「天縁飯店 (てんえんはんてん)」の餃子。
出会うべくして出会ったのだと思います。
“天が定めたご縁”に感謝です☆
本日も、おいしくいただきました。
ごちそうさまでした。
帰国いたします!