東京杉並区西荻窪に店を構えて52年の老舗。
「大宮飯店」。
お店の外にはメニューがなく、
入るのに少し勇気がいりますが、
ガラガラと引き戸を開けると、
失礼ながらも、とても可愛らしいご夫婦が
「いらっしゃいませ」と出迎えてくれます。
平日のお昼過ぎ、店内はすでに満席状態。
お子様連れの親子、
お仕事の休憩中に訪れている職人さんなど、
短い休み時間に、おいしいものを求めて
来店していました。
お肉屋さんで修行していた店主さんの、作り出す餃子はいかに!
街中華の餃子は本当に最高なものばかり。
今回も楽しみです☆
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東京杉並区 西荻窪「大宮飯店」について
テレビで取材を受けるほどの人気店「大宮飯店」は、
西荻窪駅南口を出て、呉服店さんや、
人気の布屋さん、可愛らしい文具店などを通り
15分ほど歩くと住宅街にさしかかると、
赤い屋根、そして「中華料理 大宮飯店」と控えめな看板が見えます。
さあ、勇気を振り絞って入りましょう☆
ご夫婦が、優しく出迎えてくれますよ。
店内のお客様は、皆常連さんの模様。
注文、食し、慣れた手つきでカウンターにお皿を置く。
と流れるように動いていく。
その度に、優しい笑顔で「ありがとうねっ!」と言う
奥様の顔が、“来るお客様の癒しになっているんだろうなー”とほっこりしました。
そんな「大宮飯店」は広めの店内ですが、
席はカウンターのみ。
広々としたテーブルには、自家製のラー油が用意されていました♪
餃子愛を感じますね!
さあ、メニューをチェック♪
壁に貼られた黄色いメニュー表には
たくさんの料理たちが顔を揃えます。
町中華で、三種の神器とも言われる「カツ丼」「オムライス」「カレーライス」も用意されています。
料理の部のトップバッターを飾るのは、我らが餃子です☆
輝かしい“餃子”の文字。
厨房の奥様に、本日の注文をし、
そのときを待ちましょう。
東京杉並区 西荻窪「大宮飯店」のいい意味で、パンチが効きすぎる餃子と愛されカツカレー&五目炒飯を実食
餃子(6個 500円/税込)
カツカツと大胆に材料を切る音を心地よく聞いていると
カウンターに、手作りの梅干しが置かれているのを発見!
これから暑くなるので、その対策のために置かれているのでしょうか?
年配のご夫婦で営んでいる「大宮飯店」
“これからの季節、お体には十分気をつけて下さい。”と願っていると
「はい、餃子ね」と優しい声の奥様が厨房から渡してくれました、
いよいよ、大宮飯店の餃子とご対面!
手作り感が溢れ出す、不揃い感。
いいですねー♪
おいしいことを、物語っています。
大宮飯店の餃子は、通常サイズ。
こんがり焼かれています。
たまらず、パクり。
おおおおおおおお!
ニンニクの“デンプシーロール”
すごいパンチ力です!!!!!!!
今までに感じたことのないニンニク感。
なんと言葉で表現したら良いのでしょうか?
とにかく、ニンニクがすごいのです。
なのに、たっぷり入った野菜が
ニンニクの味を優しく包み
おいしいスープと共に口に流れ込んでくる。
飲み込むころには
おいしさだけが残り、あとを引きます。
自家製ラー油をつけると、ニンニクの辛味と合わさり、さらなる刺激が!
あっという間に平らげてしまい、
老舗恒例の“ひだチェック”を忘れるしまい。
大宮飯店の餃子は、
梅雨の嫌な気分を吹き飛ばしてくれる、刺激的な餃子でした♪
五目炒飯(950円/税込)
目の前の厨房から聞こえてくる、
ガッガッガッと鍋を振る音。
カウンター席の醍醐味ですよね♪
パンチのある餃子を食べさせてくれた大宮飯店。
チャーハンはどんなお味なのか、
ワクワクしますね♪
スープと共に届いた五目炒飯。
黄色の可愛らしい、たまごの帽子をかぶって登場いたしました。
海老とカニと、とても豪華!
なにの、1000円を切るとは♪
町中華おそるべしです。
しっとり系チャーハンは、
しっかりとした味付けで、
ネギのうまみを、たんまりと味わえます♪
カニ、エビ、ナルト、塩コショウを効かせたたまご。
いろいろな食感や風味の変化を、楽しみながら食べれる炒飯。
炒飯を食べて、たまにスープを流し込む。
炒飯の1番おいしい食べ方ではないでしょうか?
こちらもあっという間に完食です。
かつカレー(1050円/税込)
「大宮飯店」といば、
と問うと、こぞって「かつカレー」と答えるほどの、人気商品。
食べないわけにはいきません。
もともとお肉屋さんだった店主さんが、
注文を受けると、
その日に仕入れた、ブロックの豚肩ロースを切り、その場で揚げてくれます。
そして、注文が入るたびに小鍋で温めたカレーをたっぷり!
見てください!ボリューム満点です。
中華ダシの効いたコクのあるカレーで、
ルーを食べ進めると、少しずつ辛さを感じる心地よい辛さです。
かつは、柔らかく、胡椒の効いたお肉と甘い脂身、
そして、衣のサクッという食感が絶妙です。
カレーの中に入っている、
玉ねぎの甘みも、たまりません!
大きい“かつ”が乗っているにも関わらず、
お肉もゴロゴロ入っています♪
真っ赤な福神漬けが、また嬉しいですよね♪
餃子を求めて、旅をしているおかげで、
餃子と共に
とってもおいしいカレーにも出会えました。
“餃子様”に感謝です!
大宮飯店は、奥様と2人で切り盛りしているので、
揚げ物が出せない場合も!
作れるかどうか、確認を取ってから、ご注文して下さいね。
東京杉並区 西荻窪「大宮飯店」店舗情報
店舗詳細
住所:東京都杉並区宮前3-30-11
電話番号:03-3333-3214
営業時間:
ランチ:11:00〜14:00
ディナー:16:00〜20:00
定休日:日曜日
最寄り駅:JR西荻窪
アクセス:JR西荻窪駅南口より徒歩15分
メニュー
*全て税込み価格
- 餃子 6個 500円
- ラーメン 600円
- タンメン 700円
- ワンタンメン 700円
- もやしそば 700円
- 豚骨ラーメン 700円
- ネギラーメン 750円
- ちゃんぽん 750円
- 味噌ラーメン 750円
- チャーシューメン 850円
- チャーシューワンタンメン 950円
- 五目そば 900円
- 五目ワンタンメン 1000円
- 焼そば 650円
- 炒飯 700円
- かに炒飯 850円
- 五目炒飯 950円
- 半チャーハン 400円
- かつ丼 950円
- かつカレー 1050円
- カレーライス 700円
- オムライス 850円
*他多数のメニューあり
東京杉並区 西荻窪「大宮飯店」まとめ
デジタル化が進むこの時代に、レジでもなく、電卓でもなく、そろばんで会計をする。
素敵ではないですか☆
そろばんを弾き、支払金額を出してくれる奥様に、
良き時代の懐かしさを覚え“ジーン”としてしまいました。
無口だけど、人柄の良さが滲み出ている店主さん、
気さくに声をかけてくれる、明るい奥様がいる
杉並区 西荻窪「大宮飯店」。
店主さんの、誰に教わったわけでもなく、
自己流で生み出した味で、
「大宮飯店」を多くの人から、愛されるお店に育ってあげました。
店主さんが自ら“おいしい”と思い、作り続けている、パワーみなぎる餃子を食べ、
筆者は、おいしさと、ニンニクの力でさらに“元気100倍”になれました☆
皆さんも、大宮飯店の餃子を食べ、
これからの季節を乗り越えましょう。
今回もお腹いっぱい!
ごちそう様でした。