阿佐ヶ谷「豚八戒」。
テレビ番組や雑誌などで特集を組まれるほどの知名度を誇り、事前の予約なしでは、団体組や個室希望の場合は入れない可能性も出てくるほどの人気餃子店です。
中華系スパイスを利かせた自慢の羽根付き焼き餃子に、お豆腐や椎茸のダシがぎゅぎゅっと詰まった八戒餃子など、オリジナリティ溢れる餃子メニューがたくさん!
数年前からはお部屋が増床されて、入れる人数が増えたことで、飛び込みでもタイミングが合えば入店が可能となっていますが、二階にあるたったひとつの個室は予約必須で、そこでしか豚八戒の幻メニュー「火鍋」を食べられないというのは悔しいところです(>_<)
ということで今回は、そんな話題でもちきりの有名店阿佐ヶ谷「豚八戒」の人気餃子メニュー全5種類をまるっと食べ尽くし、レビューしていきたいと思います!
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阿佐ヶ谷「豚八戒」について
阿佐ヶ谷「豚猪八戒」までは、JR中央線阿佐ヶ谷駅より徒歩2分。
川端通り商店街内・いちょう小路を抜けていくと、木目調の看板に黄金色の「餃子坊 豚八戒」の文字が見えてきます。
正面の引き戸に手をかけたとき、作業をしていたお店のマスターが左側に腕を示し、「裏からどうぞー」と気さくな言葉をかけてくれました。
裏手には細長く続く丸石の導きと真っ赤な「天竺」の看板。
さきほどの接客をしてくれたお店のマスターが奥の扉からちょこんと笑顔を見せてくれ、「こっちこっちー」とお出迎えしてくれて、なんだか入る前からほっこりあたたかな気分になりました。
裏手門を潜ると、そこには正面から見えたカウンターのお部屋とは別の広間がありました。
予約しないと入れないという情報もあってそわそわしていましたが、どうやら飛び込み入店でも、タイミングが合えば入ることができるようです。
まったりと腰を下ろし、ビールをぐびっといきながら、テーブル横に添えられた風格漂うメニュー表を物色。
阿佐ヶ谷「豚八戒」の餃子メニューは全部で5種類! いずれも個性豊かで特徴強い一品ばかりです。
どれにしようかなーと悩んでいるうちに、どれも美味しそうで食べてみたい衝動を抑えられず、「ええい、全部頼んでしまえ!」と心の中で決意表明。
麻婆豆腐や棒棒鶏、油淋鶏にちまきと餃子以外にも楽しみわくわくな品々が並んでいます。
阿佐ヶ谷「豚八戒」の絶品餃子メニュー全5種を実際に食べてみた
華餃子(羽根付焼き餃子・580円)
まずは阿佐ヶ谷「豚八戒」の定番メニュー「華餃子(羽根付き焼餃子)」から登場!
餃子の周囲を彩る円形の羽根から香ばしさが立ち上ってきます。
中華薬膳でスパイシーに味付けされた濃厚な餡は、タレをつけなくても存分に楽しめる一品です。
キクラゲや刻みネギ、キャベツやニラといった野菜たちから、柔らかくも刺々しいスパイスのいい刺激。
餡にはニンニク不使用のため、繊細な味付けであっさりとしていながら、くどくならずに爽やかで、お肉のじゅわっとジューシーな肉汁に中華スパイスが加わって、濃厚です(>_<)
華餃子の華やかさをじっくりと堪能した後は、黒酢や辣油、お醤油などお好みで様々な味の変化を楽しむこともできます。
四川風麻辣水餃子(560円)
華餃子に続いては、豚八戒特性の麻辣タレを効かせた「四川風麻辣餃子」!
大量のパクチーの香りと清々しさが、麻辣タレの濃厚なピリッと感をさっぱりと引き締めてくれます。
ちなみに、パクチーは苦手な人も多いので、注文時にお店の人へ有り無しを言っておくのがおすすめです。
粒状で心地よい舌触りのゴマやスパイス。
とても辛い!というよりは、まろやかさを残してピリッとさせたような味わいで、スパイスが濃かったり強かったりすることもない、ほんわかとした安心感があります( ̄^ ̄)
ぷりぷりもちもちな水餃子の皮が優しい食感で、大人びた麻辣タレのコクを強く引き立てくれます!
八戒餃子(精進蒸餃子・540円)
続いては、むっちりしなやかな八戒餃子(精進蒸餃子)の登場!
さっきの水餃子よりも更に薄く、吸い付くような質感の皮で、精進という言葉の通り、餡にはお肉ではなくお豆腐を使用した、ほっこりとする蒸し餃子です。
お豆腐の食感が、まるでお豆腐とは思えないほどの力強さ。
麻婆系統の甘み豊かな味付けがされていて、お豆腐と一緒に加えられた椎茸と干し海老。素材ならではの旨味がぎゅっと染み出ているのを感じると、なんだか家庭的な優しさを覚えます。
なにより使用された具材がとってもヘルシーなので、餃子を食べまくった後の背徳感のようなものも無いままに、お腹いっぱい食べきった満足感に浸れます( ・ε・)
明蝦餃子(海老水餃子・640円)
続いては「天蝦餃子(海老水餃子)」の登場!
この艶やかで奥から透き通る火照ったような赤みは、中にまるまる1個入っている大きな海老が正体(* ̄ー ̄)
この輝きに光沢。うっとりします。
ぷりっした歯ごたえ抜群の海老がお目見え。
椎茸のだしが利いたあっさりめの餡と、海鮮の旨味が詰め込まれた海老との相性がぴったりで、噛めば噛むほどにお互いの美味しさが滲み出てきます。
これまでの餃子メニューと同じく、予めつけられた味がしっかりしてるため、何もつけずにぱくぱくいけてしまいますが、お酢をベースにしたさっぱりめのタレにちょこんとつけて食べるのも美味しかったです。
天蓬餃子(豆腐水餃子・520円)
最後は、「天蓬餃子(豆腐水餃子)」のご紹介!
八戒餃子と同じく、お豆腐をお肉の代わりに練り込んだ餡をもちもちな水餃子の皮で包んだ逸品。
お豆腐でしか味わえない、透き通るような印象のジューシーさがたまらない一品です。
柔らかな肉肉しさも感じられて、かつさっぱりとしたその食感は、つるんとしたのどごしの皮とのこコンビネーション抜群!
天蓬餃子自体が個性を持ちつつもあっさりとした味なので、黒酢も辣油も、つけてみると柔軟に味わいを変化させ、より魅力的な側面を見せてくれます( ̄^ ̄)
阿佐ヶ谷「豚八戒」の棒棒鶏も食べてみた(550円)
餃子メニューを全部食べつくし、どれかひとつ、他のおつまみメニューを頼もうということで、今回は「棒々鶏」をチョイス!
きゅうりが入っていないのが印象的で、一見すると大人しい印象のこの棒々鶏。
胡麻の風味と香りが鶏肉に絡んでまろやかでコクのある味わいです。
鶏肉は柔らかくさっぱりとしていながら、同時にしっかりとしたお肉の強さも兼ね備えていて、めちゃうまな一品です。
阿佐ヶ谷「豚八戒」の店舗情報
店舗詳細
住所:東京都杉並区阿佐谷南3-37-5
電話番号:03-3398-5527
営業時間:[火~土] 18:00~23:00(L.O.22:30)
定休日:日曜日・月曜日
最寄り駅:JR中央線・総武線「阿佐ヶ谷」駅南口133m
アクセス:JR中央線・総武線「阿佐ヶ谷」駅南口133m徒歩2分
東京メトロ丸ノ内線「南阿佐ヶ谷」駅2b出口698m徒歩9分
阿佐ケ谷駅から83m
メニュー
- 華餃子(羽根付焼餃子)
580円(税込) - 四川風麻辣水餃子
560円(税込) - 八戒餃子 (精進蒸餃子)
540円(税込) - 明蝦餃子 (海老水餃子)
640円(税込) - 天篷餃子 (豆腐水餃子)
520円(税込)
小菜
- 皮蛋豆腐
550円(税込) - 棒々鶏
550円(税込) - 凉拌海蜇
620円(税込) - 高菜と枝豆のあえもの
450円(税込) - じゃがいもの細切り
450円(税込) - 中華風冷奴
340円(税込) - 腸詰ソーセージ
550円(税込) - 油淋鶏
650円(税込) - ちまき(2個)
500円(税込) - 腸詰ソーセージ
550円(税込) - きゅうりと干海老
450円(税込) - 杏仁豆腐
380円(税込)
阿佐ヶ谷「豚八戒」の絶品餃子メニュー全5種レビュー まとめ
今回は阿佐ヶ谷「豚八戒」の絶品餃子メニュー全5種をがっつりと食べつくし、レビューしていきました!
テレビや雑誌にもひっぱりだこで知名度も高いお店ということで、ちょっぴりそわそわしながらの入店でしたが、お店のマスターが優しい方だったので、すぐに気持ちがほぐれ、まったりと餃子を味わうことができました(* ̄ー ̄)
全部の餃子メニューにはそれぞれの個性があり、中華スパイスやお豆腐、麻辣だれなど、際立つ魅力が満載です。
今度きたときには、予約しなければ食べられない幻の火鍋も食べてみたいと思います!
阿佐ヶ谷「豚八戒」はJR阿佐ヶ谷駅から徒歩分。是非一度、これらの彩り豊かな餃子たちをご堪能あれ!