上野広小路「中華珍満」の絶品焼き餃子とラーメンをかっ食らう

上野広小路「中華珍満」について

中華珍満までは、上野広小路駅A2口より徒歩2分。

上野公園や美術館へと向かう人通りの多い大通りからは離れ、細い道に入っていくと、右手に「手のし餃子 湯麺 珍満」の真っ赤な看板が見えてきます。

ランチ時ということもあってか、お店の前には既に珍満を求めて並ぶ行列ができていました。

お店のなかをみると、一足先に美味しそうな珍満の品々を堪能している人たちのくつろぐ姿が目に留まります。

列の後ろにぴたっとくっつき、待つこと15分。

店内にて案内されたカウンター席に腰をおろし、さっそく目の前のメニュー表を物色していきます。

先頭には餃子の二文字。

一品の味に狙いを定め極めたこの「餃子」の文字にただならぬ威厳を感じます。

拉麺類は、通常のラーメンからタンメン、味噌、四川、五目までの多彩なラインナップ。焼きそばも、カタ焼きから塩焼き、ソースに至る4種類があります。

炒め物メニューも、町の中華屋さんに来たら食べたい品々ががっつりと押さえられています。

上野広小路「中華珍満」の絶品焼き餃子を実際に食べてみた

いよいよ上野広小路「中華珍満」の絶品焼き餃子の登場！

ぷっくりとふくれたお腹を一見するだけでもその中に包まれた餡のボリュームがうかがえます。

中には想像以上の重量感を備えた野菜たっぷりの餡。

キャベツにニラ、長ネギといった具材たちの、それぞれが持つ異なったシャキシャキ感が口の中で噛むほどに賑わいを見せて広がります。

シャキっとした食感もさることながら、芳醇でジューシーな肉汁をたっぷりと吸ったことによるしっとり感もまた魅力的。

ほのかなニンニクの風味がちょうどよく舌を刺激して、野菜の甘みと一緒に口を占拠してきます。

皮はそこまで薄くないのに、比較的柔らかめで、持ち上げると簡単には切れてしまいそうなほどの繊細さを持っています。

パリパリ感よりも、生地のもっちりしっとりとした穏やかな感触が珍満餃子のチャームポイント。

餡の中に濃厚な味がそのままでも十分に楽しめるところ、ちょっぴりと醤油につけるとそれが心地よいアクセントになって、力強い餃子の味をきゅっと引き締めてくれました。

上野広小路「中華珍満」のラーメンも食べてみた

中華珍満の看板には、餃子の他に、湯麺の文字があったことを思いだし、続いてはシンプルにラーメンを注文することに！

わかめにメンマ、刻みネギにチャーシューと、無駄なものを削ぎ落としたシャープな出で立ち。自信と色気を感じます。

スープも、その透き通るような外見から察せられる通り、醤油ベースに瑞々しく繊細に仕上げられたど直球の味わい。

油分も少なく、それでいてがっちりと肉肉しい重みを残したチャーシューは、スープと同様にさっぱりとつくられ、筋肉質で、なんだなほっこりとするような美味しさです。

むちむちっとした麺にはしっかりとスープが絡んで、つるんと喉を通っていきます。時々一緒に入ってくる刻みネギの爽やかな食感が心地よい響き。

餃子の濃厚な味をラーメンスープですっきり流しまた餃子をかっ食らう。このたまらないループがヤキツキになります。

上野広小路「中華珍満」の店舗情報

上野広小路「中華珍満」の絶品焼き餃子 まとめ

今回は上野広小路「中華 珍満」の絶品焼き餃子をまるっとレビューしていきました！

これぞ街中の愛すべき中華屋さん！ とてもあったかい雰囲気でのんびりとできるお店で、近くでお仕事をしているサラリーマンのかた達の憩いの場のような印象を感じました。

焼き餃子は、肉汁の染み込んだ餡がたっぷりと入っていてボリューム満点。ニラやニンニクの仄かな刺激がたまらないシャキシャキ感の強い味わいでした。

ラーメンはとてもシンプルで優しい美味しさに溢れています。野菜がたっぷりのタンメンも有名ということなので、次回はそれも食べてみたいと思いました。

中華珍満は、上野広小路駅A2口より徒歩2分ととても近いきょりにあるので、ぜひ一度この和やかで暖かな中華食堂の味わいをご堪能あれ！